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性的エネルギーを感知し、上昇させる法

「エネルギーを体感したいのですが、どうすればできるのですか」という質問を時々受けます。私たちが生きるために必要なエネルギーは全て平等に私たちにもたらされています。

人間が地球にやってきた時に与えられたエネルギーは、7つのチャクラに対応したものです。これらのエネルギーは元々分化してはいなかったようですが、自由意思が与えられた人間が、転生を繰り返す中で各自の特色が顕著になり、エネルギーも分かれていきました。誰に教わったわけでもないのに人それぞれに性に対する考え方や癖があるのは、幾度にもわたる転生で身に着けたものだからです。

エネルギーを体感するための一つの方法として「性的エネルギー」があります。

性的エネルギーはとても強力です。人間は1日に1万8000回思考すると言われます。寝ているときも思考していますから。その強力な思考のエネルギーと同じくらいの強さがあります。感じないという方は、感じないように深い部分でスイッチを切っているだけです。

この性的エネルギーは何のために与えられたのでしょう。

1つ目は、当然ながら種の保存のためです。肉体という魂の乗り船がなくならないために種を繋ぐ必要があります。しかし、これだけなら、他の動物のように発情期だけで充分です。

2つ目は、性そのものの喜びと素晴らしさを味わうためでしょう。

さらに3つ目。一年中、年齢を重ねても自由意思で扱えるこの性的エネルギーのもう1つの大きな狙いは「宇宙創造主、大いなる源、神の元に帰る、神と1つになる感覚を思い出すため」です。今回のテーマでもあるこの方法は、文末に掲載します。

私事で恐縮ですが、二十代のころ、妻とセックスをしながら「ひとつになりたい」と思いました。ひとつになる対象は、肌を重ねる相手だと思っていました。が、セックスをしても、射精しても「一つになった」という感覚はありませんでした。

迎え入れる女性の方がその感覚になれるのではないかと思いましたが、そんなことは聞けません(笑) 分からないままに、かつて発刊された「モア・リポート」という女性の性をリポートした本を読んだこともあります。男性側が思う性とはおよそ違ったリポートがそこにありました。

今は、はっきり言えます。男性女性にかかわらず、私たちが「ひとつになりたい」「ふるさとに帰りたい」という帰巣本能のようなものを持っているのは、私という光の生みの親である創造主とひとつになりたい、その元に帰りたいということなのだ、と―。

その帰る道を忘れないようにさせる1つの方法として性的エネルギーが与えられました。

(もちろん、帰る道はこれ以外にもいろいろ方法はありますが)

しかし、実際は、人間の性的エネルギーの使い方が、かなり歪んだものになっています。

この原因の1つに、宗教があります。ほとんどの宗教は性的エネルギーで神に近づくということを否定してきた歴史があります。むしろ、神を求める者はこれを断つべきだとしてきました。

また、女性が男性の排泄欲求の道具のように扱われてきた歴史があるのはご存知の通りです。カルマ浄化のお手伝いをしていますと、性被害に基づくカルマのエネルギーが子宮や卵巣、膀胱などに残っているケースも見られます。

多くの魂は、数多い転生の中で、男性、女性の両方を体験し、性の加害者と被害者どちらも体験しています。両極を体験し、そのエネルギーを統合するのが地球学校の目的だからです。肉体を持って今に生きる私たちは、その浄化統合を深い部分で意図しているからこそ悩み、苦しみます。

セクシャルの問題に詳しい知人の女性ヒーラー「河合夏実さん」に尋ねたところ次のようなメールをいただきました。

出会った女性達も性的な悩みを抱えている人が多くいました。

「自分の女性器を綺麗だと思えない」「触ったことも見たこともない」

という人から

「男性の快楽のために自分をあつかってしまう」

「SEXに満足できない(歓びに到達できない)自分を隠してしまう」

「痛くて苦痛なのに言葉で伝えられない」・・・

そんなベースのセクシャルが根付いているのです。

以上の内容は、20年近く前に読んだ「モア・リポート」の頃とあまり変わりません。

また、ヒーラーさんは次のように指摘します。

実際に、今、日本にあるセクシャルな映像などのほとんどが

興奮や欲の発散に焦点をあてた

支配とコントロールをSEXだと表現しているようなものがほとんどですね。

本当にそうですね。それから、性的パワーに罪悪感を持ったり恥ずかしいことと感じたりする人もいます。性的パワーを使って人を罰するケースもあれば、性的なパワーを全く使わない選択をしている人もいます。

また、セックスの上手な人も、下手な人も、そういう表現で相手をコントロールしようとしています。性エネルギーのすばらしさを感じない人は、感じないように自分に言い聞かせているからです。冷静に、客観的に自分の中を観察すればわかると思います。

ただし、中には、出産の大変さから、子宮やその周辺筋・靭帯などがネガティブになっているために、苦痛しか感じないという場合もあります。これが長い期間続いている方もいらっしゃいます。

ヒーラーさんは、セクシャルについてさらに次のように述べています。

素直な気持ちを受け入れ合い

お互いのエネルギーを大切にし合うというモデルはなかなかありませんし

多くの男女がどこかに到達(射精やオーガズムなど)しなければいけないと

お互いに追い詰めあっているように感じます

本来どれも重要ではないなと私は思います。

服を脱げばみんなほとんど変わりませんし

顔も性器も、言ってみれば身体の一部として同じものです

子供の頃から

おねしょをしたら怒られて

排泄は汚いものだと扱われ

さらには性的なことを大人が隠す。

オープンに安心してセクシャルのことを話せるような

場もまだまだ少ないのが日本だと思うのです。

奪い合うようなコネクトの仕方ではなく

ヒーリングになるようなSEX、パートナーシップをしたいと思っていて

言い出せない女性が沢山いました。

まず身体の陰陽の仕組みを自然の摂理と共に感じていくと

性的エネルギーは自然界のどこにも存在していて

循環の一部であることがよくわかるのです。

そういう視点でとらえられた時に

女性が安心と共にオープンするのを感じておりました。

河合夏実さんのブログは

心の音色otoiro~すべては今私の中にある

http://ameblo.jp/solahc/entry-12211908392.html

私たちは性的エネルギーをどう使うかを意識的に明確にすることが大事です。

「快楽」だけのために使うのか、相手をコントロールするために使うのか・・・

このブログを訪れた方なら、おそらく性的エネルギーを使って「大いなる源へ帰る」を決意されるのではないかなと思います。

そう決意すると、性的エネルギーは広大な意識へと誘う引き金になってくれます。

性的エネルギーを感知し、上昇させる法

性的エネルギーを感じたとき、そのエネルギーの発生した肉体の場所を意識します。

そして、そのエネルギー、その感覚を感じながらジーッと見つめるようにいることで、その感覚をとぎすまします。

ここで、自分の想念が現実を創造するということをしっかりと受け止めてください。

そのうえで、意識的に自分の体のなかで性的エネルギーを上昇させ ようと決心してください。すると、エネルギーが上にあがり始めます。

パートナーとする場合も、一人で自慰する場合も、性器のこと、セックスのスタイルや絡みなどに意識を持っていくのではなく、

性的エネルギーそのものを上昇させたいという自分の願望に意識を集中させます。

そうやってエネルギーが動くに任せます。

エネルギーは、自分の意識が向いている体の部分に移動します。チャクラでいうなら、

1の基底チャクラから始めて順番に頭頂の7チャクラへ移動することを意識すると、そのように性的エネルギーが通り抜けます。

性的エネ ルギーの動きを見つめる中で、

どこにエネルギーの滞りがあるのか、

自分の意識がエネルギーに向かっていないときはどこにあるか、

たとえば、恥ずかしいと感じたり罪悪感を覚えたりしていないか

相手をコントロールしようとしていないか

◎◎してもらいたい、あるいはしてもらいたくないのに言えない自分がいないか

なども客観的に見つめていきます。

一度や二度でうまくいくとは思わず、大切なのは「上昇させる」と決意するかどうかです。

それができなくても、自分を裁かないことです。

この世は、壮大な実験場です。すべては実験です。

写真は、台風3号が訪れた7月3日の富士山。龍の巣が山頂にかかっていますね。写真右にたなびくオレンジと黒雲も龍神のエネルギーです。湖に映ったエネルギーも龍のそれです。台風3号は中央構造線の地震帯を中和させるためのものだったようです。@taitanさんがTwitterで公開しているものからお借りしてきました。富士山の素敵な写真を毎日アップされています。富士山の霊線は現在3本。かつてはたくさんあったそうです。

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